日常会話の中で文の中に入れて、その文章の意味を補助したり
ちょっとしたニュアンスを伝える・足すために使われる副詞。
たくさんありますがこのシリーズでは私が実際に海外で生活していて
よく使うもの・よく聞くものを厳選して紹介していきます。
これを使いこなせるだけで一気に英語が話せるひと感が増します!(笑)
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見たところでは「Apparently」
Apparentlyの意味・読み方
Apparently「アパーレントリー(Ap・par・ent・ly)」əpˈærəntli(米国英語), əˈpaɹəntli(英国英語)
は 見たところでは~らしい・どうも~らしい という意味の副詞です。
ネイティブの会話の中で頻繁に出てくるこの単語、どういう時に使うかというと
- 過去に見聞きした情報と事実が異なる場合(情報の間違え)
- 現実が自分が思っていたものと違う場合(自分の勘違い)
- 見る限りでは事実だとは思えるが確信が持てない時(見たところ~らしい)
以上の3つのニュアンスを文中に入れるたい時に使います。
それでは例文を見て Apparently あり・なし で文の意味がどう変わるか見てみましょう。
Apparentlyの使い方
Apparently, it is going to be rain tomorrow.
どうやら明日は雨になるようだね。
It is going to be rain tomorrow.
明日は雨になるようだ。
1つ目の例文には Apparently が入っているので
(見いていた・思っていた予想がはずれ)どうやら明日は雨になるらしい
というニュアンスになりますが、2つ目の文は単純に明日が雨になりそうだ
としか伝えていません。また But と Apparently をセットで使って
間違った情報・勘違いしていた事 + But apparently A
という形で ~だと思った・~のはずだったが実際には A だったと言い表すことができます。
I thought they were dating, but apparently not.
彼ら付き合ってると思ってたけど実際にはそうじゃなかったよ。
She looks about 25, but apparently she is 34!
彼女25歳くらいに見えるけど実際には34歳なんだよ。
明らかに「Obviously」
Obviously の意味・読み方
Obviously「オビオスリー(Obviously)」άbviəsli(米国英語), ˈɔbviəsli(英国英語)
は 明らかに という意味の副詞です。この副詞は みれば簡単にわかること
みれば簡単に理解・認識出来ること を強調するときに使われます。
Apparently を使う時は 過去にそのことについて見聞きした・予想したが実際は違った
というニュアンスがありますが Obviously にそのようなニュアンスは含まれません。
Obviously に似た意味の副詞で Clearly という表現もありますよ!
Obviously の使い方
This is obviously your fault.
これは明らかに君のせい(間違え)だよ。
Obviously, he is lying.
明らかに彼は嘘をついている。
Obviously も Apparently と同じく文頭でも文中でも使うことができます。
それではObviously と Apparently を同じ文に入れてニュアンスの違いを確認しましょう。
Obviously, he is taller than his brother.
明らかに彼は彼の弟より背が高い。
Apparently, he is taller than his brother.
見たところ彼は彼の弟より背が高いようだ。
1つ目の文は単純に 彼が弟より背が高いのが明白である様 を言い表していて
2つ目の文には (彼が弟より背が高いと思っていなかったが)実際に
見てみると彼は弟より背が高かった というニュアンスが含まれています。
Apparently と Obviously の違いまとめ
この記事では【日常会話でよく使う副詞①】として
少し似た意味を持つ2つの副詞 Apparently と Obviously をそのニュアンスの
違いと使い方を合わせて紹介しました。普段の会話で頻繁に
出てくる副詞なのでぜひ使って覚えてください。
まとめ
Apparently;見たところでは
見聞きしたこと・自分の予想と実際の事実が違っていた時
もしくは見たところ~のようだが確信が持てない時に使う。
Obviously ;明らかに
みれば簡単にわかる・認識/理解できること
(過去にそれに関して情報が与えられたり予想したりしている必要なし)