やさしい英文法

冠詞の8つの使い分けルールを覚えて冠詞 a・an・the を使いこなそう。

名詞の前につく冠詞 a・an・the の使い方は基本的な文法ルールとして中学校で習いますが、みなさん使いこなせていますか?

この記事ではこれらの冠詞を使いこなすのに必要な9つの使い分けルールをそれらの発音の説明と合わせて紹介します。
次の記事では無冠詞(冠詞がつかない)となる条件について説明しているのでそれも合わせて読んでください。

ルール①~④ a と an

① 数えれる名詞の単数形 a もしくは an

a と an を付ける名詞は数えれる名詞の単数形である必要があります。

数えれる名詞(可算名詞)は 輪郭があるもので Apple, School, Person など。不可算名詞は ものの総称・素材・液体、例えば water, art, coffee など。

名詞には可算名詞と不可算名詞の両方になりその時々によって意味のニュアンスが変わるものもあるのでその点に関してはまた別の記事に書きます。

②初めてふれる話題には a もしくは an

a・an は不定冠詞といい「複数ある中の1つ」をさし、不特定のもの・事、聞き手が今までの情報からどれについて話しているのかを特定できないものを指す時に使います。

不特定のもの・聞き手が話している対象を特定できない名詞だと a もしくは an。

複数形や数えられない名詞のの時は無冠詞となりなにも名詞の前につきません。(無冠詞になる条件については次の記事で説明します。)

③アイウエオ(a,e,i,o,u)から始まる単数形名詞には an

a か an のどちらかを冠詞として使えばいいというところまで、冠詞の選択肢が絞れたら次は冠詞を付ける名詞の最初の音をチェックしましょう。
a・an のどちらを冠詞として使うかはそれを付ける名詞が母音(アイウエオ・a,e,i,o,u)ではじまっているか、子音で始まっているかによって決まります。

a は 子音で始まる名詞に、an は 母音で始まる名詞につける。

例えば、Apple や Orange は母音で始まっているから an、
Banana や Grape は子音で始まるから a という風にして a と an のどちらを付けるかを決めます。

ただこれには母音ではじまっているかどうかはスペルでなく発音を重視するという注意点があります。

無音のHで始まる単語、例えば Hotel(発音はオテル)Hour(発音はアワー)NHK(エヌエイチケー)などはスペルは子音で始まっていますが発音するとアイウエオで始まるので an を付けます。

その逆にスペルの最初が母音でも発音がアイウエオで始まる名詞には a を付けます。

例えば Unicorn(ユニコーン) used paper(ユーズドペーパー使用済みの紙) U.S. flag(ユーエスフラッグ米国旗) One-man-show(ワンマンショー)などの単語はスペルは母音(a,e,i,o,u)で始まっていますが、
どれも発音はアイウエオでは始まっていないのでつける冠詞は a となります。

④カテゴリー・タイプ・職業には a もしくは an

日本語で「私は消防士です。」「彼は良い人です。」という時はそこに そのカテゴリーのうちの一人 というニュアンスは含まれませんが英語では a や an をつけてそのうちの一人というニュアンスを持たせます。 

I am a teacher. 私は教師です。
He is an attractive man. 彼は魅力的な男性です。

上のように人の職業やカテゴリーについて話す時は a an を付けましょう。

⑤ a と an の発音

a は ア。an は アン と発音すると学校ではならいましたよね?

でも実は a・an のどちらとも2つの発音があり、その後に来る名詞を強調したいかどうかによって発音方法が変わります。

 

a は 通常 と発音しますが、単語を強調したい時「ひとつの」という意味を強調したい時は エイ に近い発音になり、
an は通常 エン(アとエの間)と発音をしまあすが強調したい時ははっきりと アン と発音します。

冠詞 通常の発音 強調時の発音
a エイ
an エン アン

 

ルール⑤~⑧ The

⑥聞き手が認識できるものには The

会話の中で聞き手が認識できるもの、もう既に話に出たものには名詞の形に関係なく The をつけます。

まだその場での会話に出ていなくても話し手と聞き手がお互いに認識できるモノ・人について話す時の The は日本語で言う「あの」、
もう既に話題に出たものに The を付ける時は日本語の「その」に近い意味になると覚えておくと The を使いこなすのが楽になります。

世界に一つしかないもの(固有名詞で太陽、砂漠、川、海など)には聞き手もそのモノ・場所・建物などを認識しているという前提で The をつけます。

I ate an apple today. The apple was really delicious.

今日りんごを(一つ)食べた。そのりんごはとても美味しかった。

Do you have the notebook I gave you a year ago?

一年前に私があげたあのノート持ってる?

Don't look at the sun without wearing glasses.

サングラスをかけずに太陽(一つしかない)を見るな。

⑦比較級の最上級には The

中学校で習う文法の比較級ででてくる比較級最上級を使う場合は単語の前に The を付けます。

先ほど説明した世界に一つしかないものには The を付けるというのと同じ理論で、「最も~なもの・1番」は1つしかないはずなので付ける冠詞は The になります。

This is the best cheese cake ever I had!
これは僕が今まで食べた中で最高のチーズケーキだ!

She is the most beautiful girl in our school.
彼女は学校で一番きれいな女の子だよ。

⑧ The の発音

The の発音は a an がそうであるのと同じように、その後にくる名詞の最初の音によって変わります。

名詞が アイウエオ の音で始まる場合は The;ジ、それ以外の場合は The;ザ と発音します。

The アイウエオで始まる名詞 それ以外の名詞
The の 発音
The end(ジ・エンド)The apple(ジ・アップル)The ocean(ジ・オーシャン) The zoo(ザ・ズー)The country(ザ・カントリー)The sun(ザ・サン)

冠詞の使い分けルールまとめ「a an the」

今回の記事では冠詞 a an the の使い分けのルールを8つにわけて紹介しました。基本的な知識なので正しく使って文法のミスを減らしましょう!

次の記事では無冠詞となる条件について紹介していきます。

まとめ

①可算名詞の単数形には a an

②はじめて会話に出てくる名詞には a an

③アイウエオの音で始まる単語には an

④カテゴリー・タイプ・職業には a an

⑤a の発音は通常「ア」強調時「エイ」
an の発音は通常「エン」強調時「アン」

⑥聞き手と話し手が共通して認識できるモノには The
(例;既に会話に出た・どちらとも知っているものや人・世界にひとつしかない)

⑦比較級の最上級には The
(なぜなら1番は世界にひとつしかないものだから)

⑧アイウエオの音で始まる単語の前で The;ジ
それ以外では The;ザ と発音する

 

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